事業内容

当財団は三菱創業百年を記念し、わが国社会の学術・教育・文化並びに福祉の向上に資することを目的として昭和44年9月に設立され、その事業として学術 研究の補助並びに社会福祉事業の助成を行ってきました。2024年度におきましては、昨年度に引き続き、自然科学研究助成、人文科学研究助成、社会福祉事業・研究助成、文化財保存修復事業助成を実施します。
詳しくは「助成について」に掲載の各分野応募要領及びご案内をご覧ください。なお、申請に必要な助成申込書、助成申込内容等は12月1日(金)に本ホームページで公開予定です。

助成事業

自然科学研究助成

近年の自然科学の進歩はめざましく、各学問分野の研究の深化はもとより分野間の相互作用により、つぎつぎに新たな研究領域が誕生しつつあります。
このような状況のもとで本事業では、自然科学のすべての分野(注)にかかわる独創的かつ先駆的研究を支援します。
さらに、既成の概念にとらわれず、新しい発想で複数の領域にまたがる研究に対しても大きな期待をよせ、助成します。
なお、今年度も、若手の研究者の方を対象とした「若手助成」を実施します。
(注)具体的な分野については、下記コード表をご覧下さい。

人文科学研究助成

社会における多様性に注目が集まり、「心の豊かさ」がより求められる時代にあって、人間 と人為の所産を研究対象とする人文科学の重要性は一層大きくなってきています。
本財団では、学術研究助成の一環として、人文社会系領域(注)での基礎的かつ着実な実証研究を支援します。
なお、今年度も、異なる専門領域の複数のメンバーがチームを形成し、同一の社会的課題解決のためより多角的に、連携してダイナミックに挑戦する提案型の応募に対する「大型連携研究助成」を実施します。
(注)具体的な分野については、下記コード表をご覧下さい。

社会福祉事業の助成・社会福祉に関する科学的調査研究の助成

幅広い分野からの多様な、社会的意義のある、社会福祉事業・研究を支援します。実現可能性が高く、新しいモデルとして発展・普及が期待できるような事業・活動や、チャレンジングで開拓的・実験的な科学的調査研究を期待します。異なる専門領域のメンバーがチームを形成、同一の社会課題に取り組む、連携・協働型案件も支援します。
詳しくは応募要領をご覧ください。

文化財保存修復事業助成

我が国の先人の残した文化的所産である文化財は、現在及び未来の貴重な国民的財産であり、その保存・修復は我が国の社会・文化の進歩・発展に貢献することになります。本財団は、上記に鑑み、設立50周年記念特別助成事業として2019年に人文科学研究助成の中に文化財修復事業助成を立ち上げ、2021年度より既存3分野に並ぶ新たな助成事業として、文化財保存修復事業助成を実施しています。
その対象としては、文化財保護法第二条第1項に規定される有形文化財のうち、建造物を除く文化財とし、日本国内に所在する、屋内展示可能なものに限るものとします。また、保存、修復に伴う社会的意義の高いものを対象としますが、国宝・重要文化財(国指定)の保存、修復は対象外とします。

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